収録曲は、コンサートのセットリストをイメージして構成されており、聴く人がまるでライブ会場にいるかのような臨場感を味わえる内容です。ディスク1には「No.1」「ハロー・グッバイ」「春なのに」「花梨」など、デビュー初期から中期の代表曲が並び、ディスク2には「最愛」「し・の・び・愛」「二年遅れのBirthday」など、円熟味を増した後期の楽曲が収められています。
特筆すべきは、ディスク1が75分、ディスク2が約85分という、CDの収録可能時間ギリギリまで楽曲が詰め込まれている点です。ファンにとってはまさに“究極のベスト盤”と呼べる豪華な内容となっています。柏原芳恵の45年にわたる音楽人生の軌跡を、この一枚で余すことなく堪能できることでしょう。
今回のアルバムは、懐かしさと新鮮さが同居した、柏原芳恵の魅力を再発見できる絶好の機会です。長年のファンはもちろん、これから彼女の音楽に触れる人にもおすすめの一枚です。
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