こんにちは!半田貞治郎です。
周美玲監督による実在の女性たちを描いた映画『流麻溝十五号』が、7月26日(金)より全国の映画館で順次公開されることが決定した。特報・メインビジュアル・場面写真が解禁され、第二次大戦後の台湾・緑島で起きた不条理な出来事を描いた本作は、年齢も育ちも異なる人々が収監された教育施設と監獄の実態を明らかにする。
本作のタイトルは、緑島にあった女性たちの収容所の住所を示しており、メインビジュアルには台湾での劇場公開時に発表されたスチールが使用されている。柵に囲まれた島に入ったものは出ることができず、家族も立ち入ることが許されない構図は、収監された人々の絶望的な状況を象徴的に表現している。
特報では、自由を口にするものは政治犯として捕まる"白色テロ時代"を生きた人々の姿が映し出される。これから映画を観る日本に住む者たちに訴えかけるとともに、これがわずか70年前の出来事であることにも注目が集まるだろう。
本作は、実在した幾人の命を3人の女性に投影し、家族や生活、名前すらも奪われつつも信念を曲げず、真の自由が訪れることを切望した人々の物語を描いている。
『流麻溝十五号』は、7月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国の映画館で順次公開される。
台湾の女性政治犯たちを初めて描く『流麻溝十五号』特報解禁 7月公開(cinemacafe.net) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/9391a23f39e7e3ff106ff9c1f0954f2ea1491a16