「家事ヤロウ!」は約7年半にわたり放送され、バカリズムとカズレーザーを中心に家庭的な企画やゲストとのやりとりで人気を集めてきた。その最終回の特別放送で、バカリズムは過去にカズレーザーから突然かかってきた連絡に「一瞬、心臓が止まるかと思った」と回想した。
当時バカリズムは飛行機で移動中。着陸後に機内モードを解除すると、カズレーザーから「今お話できますか?」とのLINEが届いたという。このメッセージに「普段から電話をしてくる人ではないのに、きっと重要な報告があるに違いない」と直感したそうだ。さらに「これは良い知らせか、悪い知らせかのどちらかしかない」と緊張が走り、番組降板や急なトラブルを一瞬で想像したと明かす。
そんな中で告げられたのが、女優・二階堂ふみとの結婚報告だった。意外な展開にバカリズムは「もう結婚であってくれ!と祈るような気持ちだった。だから『結婚しました』と聞いて本当にホッとした」と笑顔で語った。そして「最終回を一人で迎えるのは勘弁。だから無事に結婚報告で、本当に良かった」と冗談交じりに話し、会場は和やかな空気に包まれた。
長寿番組の締めくくりに明かされた共演者同士の微笑ましい秘話は、番組の歴史を象徴するエピソードの一つとなった。バカリズムの軽妙な語り口と、カズレーザーとの絆の深さが垣間見えるエピソードは、番組を支えてきた二人の関係性を象徴していたといえる。
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