番組MCの桑子真帆アナウンサーは、こうした心の揺れを「ミッドライフクライシス(中年の危機)」と説明。思春期に続く「第二の思春期」とも呼ばれ、体力の低下や更年期による身体の変化、キャリアや子育ての一区切りなどが重なり、「このままでいいのか」と悩む人が増えると解説しました。
番組に出演した公認心理師は、心の「モヤモヤ」を整理することの大切さを提案。その中で「嫌いな人の共通点」について話が及ぶと、大久保さんは「人によって態度を変える人が嫌い」と率直に語りました。「自分には優しくても、他の人には冷たい態度を取る人を見ると、『自分がないのかな』と感じて一気に嫌いになる」と述べ、そうした態度に強い違和感を覚えると明かしました。
心理師は「嫌いと感じるのは、自分が大切にしている価値観と反対の行動を目にした時。それは裏を返せば、自分の大事な価値観を知る手がかりになる」と解説。大久保さん自身も「人によって態度を変えない人でありたい」とし、「地位や名声のある人に媚びることはしない」と毅然とした姿勢を見せました。
この放送は、中高年が感じる不安やモヤモヤの正体を見つめ直し、自分の価値観を再確認する大切さを伝える内容となりました。大久保さんの率直な言葉は、多くの視聴者に共感と気づきを与えたことでしょう。
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