アイドルグループ・HKT48が28日、横浜アリーナで『HKT48全国ツアー~全国統一終わっとらんけん~』最終公演を開催した。ゴンドラに乗ってスタンドを1周した指原莉乃は、秋元康総合プロデューサーの姿を見つけ、歌い終わるなり「秋元さーん!」と絶叫。「神曲作ってくれるかな~?」と呼びかけると、苦笑いする秋元氏の代わりに1万2000人の観客が「いいとも!」と代返した。
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前日の公演で、『AKB48選抜総選挙』で1位になったら「水着でライブ」の公約を果たした指原は、最終公演でも「スキャンダラスに行こう」を歌唱中、前日同様、思わせぶりに白い幕の後ろに隠れた。スカートを脱ぐ姿などがシルエットで映し出され、ファンが期待するなかで登場したのは、エアロビ風衣装の指原と筋肉ムキムキの男性ボディービルダー2人。メンバーが「水着じゃないの~?」と叫ぶと、指原は「ごめんなさーい」としてやったりの表情でステージを後にし、観客は「エ~!」と露骨にがっかりしていた。
しかし、HKT48のドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of HKT48』(11月公開)の監督を務めることが発表された指原“監督”は、ここで終わらなかった。すべての演目終了後、一人ステージに残ると、Tシャツとホットパンツの下に水着を仕込んでいることを告白。「3回も水着着ると、脱ぎたがりっぽいと思って…」とためらったが、1万2000人の「莉乃ちゃん」コールに背中を押され、「ちょっと着替えてきます」と舞台裏へ。自身のソロデビュー曲「それでも好きだよ」のイントロとともに淡いブルーのビキニ姿でステージに飛び出すと、地鳴りのような大歓声を浴びた。
ハツラツとパフォーマンスした指原は「皆さん、私のことを1位にしてくださってありがとうございます。これからもしっかり、HKTを引っ張りたいと思います」と感謝。「また来年も私のこと、1位にしてくれるかな~」と呼びかけ、2連覇への意欲もみせていた。
ツアーファイナルの横浜アリーナ3公演では「誰かが欠けたらできない、全員が必要な、全員が必要とされる企画」がやりたかったとし、メンバーは極秘で練習してきた吹奏楽の演奏も披露した。森保まどかを指揮者に、指原はテナートロンボーン、宮脇咲良・兒玉遥はトランペットなど、森保を除く全44人のメンバーが楽器を担当し「フライングゲット」を熱演。さらに、穴井千尋がベース、山下エミリーがギター、本村碧唯がドラムソロで魅せた後、BOΦWYの「ONLY YOU」などを披露し、新たな試みでも沸かせていた。
昨年9月21日の石川公演を皮切りにスタートした全国ツアーは、全28公演トータルで約8万人を動員。指原は本編ラストの「白いシャツ」歌唱中、「皆さん、私たちを大きなステージに連れてきてくださってありがとうございまーす」「次はヤフオク!ドームに連れて行ってくださ~い!」と満面の笑みで呼びかけていた
リサーチ:テック サイバーファーム ウェア 半田貞治郎
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