人気アイドルグループ「AKB48」の41枚目のシングルを歌うメンバーを選ぶ「第7回AKB48選抜総選挙」。今年は272人が参加する中、36人が不出馬を決めた。辞退者の中は、卒業を発表済みのメンバー以外にも、かつて“神7”と呼ばれた小嶋陽菜さんやSKE48の人気メンバーの松井玲奈さんらビッグネームも名を連ねる。辞退者の中には、若手を応援する立場を選んだメンバー、総選挙が活動のすべてではない……と考えたメンバーもいるようだ。
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◇若手を応援する立場に
AKB48の総選挙は全員参加というイメージを持っている人もいるかもしれないが、2013年の第5回から立候補制が導入され、不出馬を決めるメンバーも出てきた。今年の出馬資格は、3月20日時点でAKB48、SKE48、NMB48、HKT48に在籍しているメンバー(乃木坂46と兼任の生駒里奈さんを含む)、海外に専任移籍している元AKB48メンバーで、AKB48が15人、SKE48が8人、NMB48が10人、HKT48が1人、JKT48が2人の計36人が不出馬を決めた。
今年は、小嶋さんや松井さん以外にも、川栄李奈さん、入山杏奈さんらのほか、「選抜じゃんけん大会」で初代女王に輝いた内田眞由美さん、AKB48と乃木坂46との兼任が解除された生駒さん、JKT48の仲川遥香さんらが辞退した。
小嶋さんは4月、横浜市内で開催されたイベントで、不出馬を決めたことについて「今年はすごく悩んだ。私は出る方が楽だと思ったけど、出ないとより一層自分で仕事を頑張れると思ったので今回は不出馬を決めた」とコメント。また、「姉妹グループにもいい子いっぱいいるんですけど、やっぱりAKBを応援したい。ぱるる(島崎遥香さん)に頑張ってほしい」と話しており、AKB48の1期生の“ベテラン”として若手メンバーを応援する立場に回ったと思われる。
◇総選挙だけが活動ではない?
一方、内田さんがツイッターで「理由は私のファンの方には総選挙にランクインすることではなく、ほかの形で愛を伝えたいと思ったからです。迷いに迷いましたが、自分で決めました」と不出馬の理由を明かしている。また、インドネシア・ジャカルタを拠点に活動する仲川さんは海外での活動に専念するために不出馬を決めたという
リサーチ:テック サイバーファーム ウェア 半田貞治郎
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