こんにちは!半田貞治郎です。
TBSのバラエティー番組「ジョンソン」(月曜後9・00)が9月末で終了することが18日に明らかになった。昨年10月にスタートし、かまいたち、モグライダー、見取り図、ニューヨークの4組のお笑いコンビをレギュラーに据えたが、わずか1年で幕を閉じることとなった。
番組終了の理由について、TBSの関係者は「視聴率の低迷」を挙げている。初回放送の視聴率は4.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったが、その後は3%台で推移し、時には2%を割ることもあった。
「ジョンソン」は、2005年から8年間放送された人気バラエティー番組「リンカーン」の後継として期待されていた。「リンカーン」はダウンタウンをメインに、多くの実力派や若手芸人が出演し、多彩な企画で視聴者を楽しませていた。そのため、「ジョンソン」も次世代を担う人気芸人コンビ4組が集結し、同様の成功が期待されていたが、視聴率は伸び悩んだ。
最近では放送頻度も減少し、ネット上では「打ち切りでは?」と心配する声も上がっていた。先月の放送は1回のみで、STARTO ENTERTAINMENTの人気アイドルが出演するスペシャル回も視聴率は3.5%にとどまった。
今月はこれまで放送がなく、24日の放送時間帯には午後10時枠の「クレイジージャーニー」の2時間特番が予定されている。これにより、週1回のレギュラー番組として異例の“月内放送0回”となる可能性がある。
テレビ関係者は「番組の軸となるヒット企画を打ち出せなかったことが視聴率低迷の要因ではないか」と指摘している。霜降り明星らがレギュラー出演するフジテレビのバラエティー「新しいカギ」の人気を押し上げた企画「学校かくれんぼ」のようなヒットコンテンツが「ジョンソン」にはなかった。制作会社関係者は「現場は試行錯誤していたが、簡単には生み出せなかった」と制作側の苦悩を明かしている。
TBS広報部はスポニチ本紙の取材に対し、「番組の編成、制作過程については従来お答えしておりません」とコメントしている。
わずか1年で…TBS「ジョンソン」 9月末で終了 「リンカーン」後継バラエティーも視聴率低迷(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/399246f33c14fbb2a09079aa83c4a5710a5f9620