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又吉「火花」映像化争奪戦勃発 早くも飛び交うキャスト予想

 1週間が経過してもなお、熱が冷めない「ピース」又吉直樹(35)の芥川賞受賞。選考会会場の熱気もすごかった。

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 東京・築地の料亭「新喜楽」。選考会は長年ここで開かれているが、「従来に比べて3~4割多い」(主催者)という100人以上の報道陣が集まり、発表を待つ部屋も通常の3倍以上広い大広間を使用。大広間を使ったのは、昨年1月の150回記念の時に続いて2度目で、主催者は「事前の取材申請がとにかく多かった。こんなにテレビカメラが集まったこともありません」と注目度の高さに驚くばかりだ。

 報道陣用に用意された弁当もアッという間に“品切れ”。「70個くらい用意し、例年は余ることもあるんですが…」(主催者)と異例の事態にてんてこ舞いだった。

 選考開始から約2時間半後、ボードに受賞者の名前が貼られると「お~」とどよめき。芥川賞選考委員の山田詠美氏の会見が終わるやいなや半数近くの報道陣が慌ただしく部屋を出て、直後に会見した直木賞選考委員の北方謙三氏は「芥川賞は話題の人が受賞したみたいだが、直木賞も捨てたものじゃない。20年に一度の傑作」と受賞作の東山彰良氏「流」を懸命に“宣伝”。直木賞の選考委員が選評で芥川賞の話題に触れること自体が異例で“又吉旋風”を如実に現していた。

 これだけの話題作。既に映像化権の争奪戦が始まっており、所属の吉本興業や出版元の文芸春秋には複数のオファーが集まっている。受賞作「火花」は若手芸人が主人公の笑いあり、涙ありの青春小説で、映画関係者は「エンターテイメント性が高く、題材も映画やドラマ向き。監督やキャストにも間違いなく注目が集まり話題が事欠かない。公開規模もドーンと大規模で勝負できる作品になるのでは」と解説した。

 最近の芥川賞受賞作では、11年の西村賢太氏「苦役列車」が森山未來や前田敦子、12年の田中慎弥氏「共喰い」が菅田将暉主演で映画化された。いずれも賞レースでは話題になったが、興行的に成功を収めたとはいえない。どちらも内容が重く、大衆にウケるものではなかったが、その点、「火花」は幅広い世代が共感しやすい内容だ。

 早くも「火花」を読み終えた人の間では、キャストの予想が飛び交っている。タレントの吉木りさ(27)はネット上で「(主人公の)僕役は又吉さん、(先輩の)神谷役はアンガールズの田中さんとジョイマンの高木さんを足して2で割ったような人」と予想を披露。映画関係者は「キャストや監督がとんとん拍子で決まっても、撮影に入れるのは早くて来年の年明け。製作側としては、熱が冷めない来年中には公開したいところでしょう」と指摘した。

 歴代受賞作を映画化し最もヒットしたものといえば、56年受賞の石原慎太郎氏「太陽の季節」。弟の裕次郎氏のデビュー作で、今でも語り継がれる名作となった。

 石原氏は19日のネット動画番組で「火花」について「ぜひ読んでみたい。お笑い芸人というのは特殊な仕事。その人の人生観とかものの見方は他の若者とは違うだろうから」と興味津々。95年から12年まで同賞選考委員を務めていた石原氏も思わず触手を伸ばす注目作。映画化が実現すれば「太陽の季節」に次ぐ芥川賞映画のヒット作になるかもしれない
リサーチ:テック サイバーファーム ウェア 半田貞治郎

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