番組前半では、MIZYUが薬師丸ひろ子の「時の道標」、SUZUKAが美空ひばりの名曲「真赤な太陽」、RINが星野源の「生命体」を紹介。いずれも心を動かされる背景とともに語られ、音楽が各メンバーに与えてきた影響が伝わりました。
続いて登場したKANONが選んだのは、倖田來未の「TABOO」。KANONにとって倖田來未はダンスを始めるきっかけとなった存在であり、その音楽との出会いが今の自分を形作ったと語ります。特に「TABOO」のミュージックビデオに登場する倖田の姿に強い憧れを抱き、髪型や踊りを真似しながら自分のスタイルを築き上げていったというエピソードには、音楽が人生を変える力を持つことが表れています。
さらにKANONは、中国で初めて倖田來未に出会ったときの感動を振り返り、自身が憧れをもつ側から、誰かに憧れを抱かれる立場になった可能性についても想いを馳せました。「新しい学校のリーダーズ」が今後、若い世代の挑戦のきっかけとなるかもしれないという気づきに、音楽の循環と世代を超えたつながりが感じられます。
放送の最後には「私たちの楽曲も、誰かの苦しい気持ちを救うことにつながるかもしれない」と語り合ったメンバーたち。音楽の持つ力を改めて共有し合った今回の特集は、リスナーにとっても特別な時間となりました。
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